薄毛女性は30代で急増?SOSサインと対策とは【医師監修】
Beauty 2017.05.25 UPDATE

薄毛女性は30代で急増?SOSサインと対策とは【医師監修】

※ この記事は、2017年5月25日に追記しました!

女性にとって、薄毛の問題はとてもデリケート。悩んでいてもなかなか口にしづらい問題でもあります。そんな薄毛に、今や30代で悩む女性も少なくないことをご存知でしたか?

今回は、多くある女性の脱毛症の種類や髪の毛が抜けるサイン、さらにその改善方法などをまとめたいと思います。

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(監修・取材協力)


青山 秀和(あおやま ひでかず)先生。医療法人社団 秀愛会 赤坂ビューティークリニック院長兼ドクター。埼玉医科大学医学部卒業後、埼玉医科大学病院・共立美容外科・渋谷美容外科などを経て、平成19年 赤坂ビューティークリニックを開院。美しさを求める女性に向けて、しっかりとしたカウンセリングの上で一人一人に合ったケアを提案する。日本美容外科学会、日本美容外科医師会の正会員も務める。

さまざまな種類がある女性の脱毛症


男性で薄毛に悩む人は多く、そのほとんどが男性ホルモンによる男性型脱毛症(AGA)です。その一方で、女性の薄毛は、生活習慣やホルモンバランスの乱れなど、複雑な原因が絡み合い、発症する年齢もさまざま。症状も人によって変わります。代表的なものをみていきましょう。

びまん性脱毛症(びまんせいだつもうしょう)


薄毛に悩む女性の約40%を占めているのが、この「びまん性脱毛症」です。頭全体が均等に薄くなり、頭頂部や髪の分け目などが目立ってくるのが特徴です。このびまん性脱毛症の原因になっているのは、ストレスや過度なダイエット、妊娠によるホルモンバランスの乱れなどさまざま。栄養不足が原因で起こることもあります。

遺伝性脱毛症(いでんせいだつもうしょう)


遺伝性脱毛症は、いわば男性型脱毛症(AGA)の女性バージョンです。50歳以上の女性の約半数が、この遺伝性脱毛症だといわれています。原因は更年期障害などによるホルモンバランスの変化で、前頭部が薄くなるのが特徴です。男性のAGAに比べ、女性のものは比較的症状が軽いものが多いようです。

分娩後脱毛症(ぶんべんごだつもうしょう)


これは、出産後に始まる脱毛症です。人によって症状に差はありますが、ひどい方だとおよそ45%もの髪の毛が抜け落ちてしまうそうです。原因は出産によるホルモンバランスの変化。一過性のものなので、出産後半年ほどかけて少しずつ改善していきますが、なかには変化が激しくて、出産直後に髪のおよそ半分が抜けてしまう人も…。

大量に髪の毛が抜けてしまうなんて、女性にとっては大きなストレスですよね。

円形脱毛症(えんけいだつもうしょう)


名前の通り、頭に丸く円を描いたような状態で髪が抜けます。円形脱毛症は、ストレスが原因という印象が強いですが、最近では、本来なら細菌などから自分の身体を守ってくれるはずの細胞が、自分をの細胞を攻撃するという“自己免疫説”が主な原因といわれています。

牽引性脱毛症(けんいんせいだつもうしょう)


ポニーテールなど、髪の毛を長い時間引っ張った状態でいると、毛乳頭と呼ばれる毛穴の奥の部分が萎縮して脱毛につながることがあります。この脱毛症は原因がはっきりしているので、髪の毛を引っ張る状態をやめることで改善されます。

薄毛のSOSサインを見逃さないで!


何も髪の毛が抜けることだけが薄毛ではありません。髪の毛は抜けなくても、一本一本が以前よりも細く弱くなってしまうと、全体的に薄い印象になっていきます。

「最近、なんだか髪型が決まらない」「若い頃よりも髪の印象が変わってきた」と感じる人は、髪の毛の太さが変化してきているのかもしれません。

・以前よりもヘアスタイルが決まらなくなってきた
・髪のボリュームダウンが気になる
・手触りが以前よりもゴワゴワしている
・髪のうねりが気になる

これらのどれかひとつでも当てはまる場合、髪の毛に栄養が行き渡っていない状態だと考えられ、薄毛の予備軍かもしれません。今すぐ髪のお手入れ方法や、生活習慣を見直しましょう。

 

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