アンチエイジング効果のあるスーパーフード、マキベリーとは?
Beauty 2017.04.21 UPDATE

アンチエイジング効果のあるスーパーフード、マキベリーとは?

※ この記事は、2017年4月21日に追記しました!
 
 
身体が疲れやすくなってよく風邪をひいたり、しわやシミが目立つようになったり、肌のハリや潤いがなくなってきたと感じたり・・・、身体や肌の老化は仕方がないと分かっていても、なんとかしたいと思うのが女性の願いです。

そんな年齢の変化に対抗するためには、アンチエイジングに効果があると言われる健康食品の力を借りるのがおすすめです。

そこで注目したいのが、スーパーフードの中でも、特にアンチエイジングに優れた効果を発揮すると話題の「マキベリー」です。いくつになってもきれいで輝いていたいと思うなら、まずはマキベリーの魅力から知っていきましょう。

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(監修・取材協力)


佐藤未紗(管理栄養士)。コラーゲンの健康食品を販売する株式会社ピーエスで、営業事務と広報を兼任。自社のフライヤーを製作するだけでなく、取引先の会報誌へも寄稿している。パティシエを目指していた子供の頃から栄養学に興味を持っていた。就職してからデザイナーフーズ・ピラミッドを知り、フィトケミカルからスーパーフードまでの知識を身につける。8年間、1日も欠かさずコラーゲンを飲んで維持している「トラブルのない肌」が自慢。

マキベリーとは?


マキベリーとは、南米チリ南部のパタゴニア地方に自生する植物の果実です。この地方の先住民は、古くから深い紫色のマキベリーをジュースや発酵酒にして飲んでいたそうです。

最近までマキベリーの人工栽培はあまり進んでいませんでしたが、今では日本でもマキベリーの種をネットショッピングなどで入手できるようになり、家庭菜園でも育てられる方法が少しずつ増えてきています。

しかしマキベリーの苗については、日本で手に入れることはまだ難しいようです。

なぜ、マキベリーはアンチエイジングにいいの?


マキベリーがアンチエイジングに効果的とされる理由は、ブルーベリーやラズベリーなどベリー類の食品と同様に、健康成分のアントシアニンを多く含んでいることが挙げられます。

健康サプリなどでも注目されているアントシアニンはポリフェノールの一種で、眼精疲労に効くと評価されており、それだけでなく、ポリフェノールの特長とも言える強い抗酸化力も持っています。

身体の老化は、紫外線の刺激や加齢などから活性酵素が発生することで促されると言われています。つまり、アントシアニンが持つ抗酸化成分が、活性酸素の除去に一役買ってくれるというわけです。

しかもマキベリーに含まれるアントシアニンは、特に強い抗酸化力があるデルフィニジン類が多く、オリザ油化株式会社が発表した調査によると、マキベリーの抗酸化活性は、ノニの35.3倍、レモンの20.1倍、アサイーの7.1倍、クランベリーの3.1倍と、他のフルーツと比較してもずば抜けて高いそうです。

そのため、マキベリーを摂取することで、シミやしわ、たるみなどの肌の老化や、疲れやすいなどといった身体の不調の改善が期待できるのです。また、日常生活の中でパソコンやスマートフォン、テレビなどを長時間見たり、目を酷使する疲れ目の人にとっては、眼精疲労や視力低下などを軽減させる効果も期待できるのでおすすめ商品なのです。

冷え性や脂肪蓄積予防にもいい!?


アントシアニンには、血管を拡張して血の巡りををよくする働きがあると考えられています。この血流をよくする作用は、目のまわりに限った話ではなく、全身にも影響があると言えます。

アントシアニンを摂取することで全身の血管が拡張し、血行も促進されれば、それによって血圧が下がったり、冷え性の改善も大いに期待できます。

さらに最近では、アントシアニンは脂肪の蓄積を予防する働きがあるとされ、研究が進んでいます。愛知県にある中部大学の研究室が行った実験によると、マウスに普通の高脂肪食を与えると、肝臓に脂肪が蓄積されましたが、高脂肪食にアントシアニンを加えた場合は、肝臓に脂肪がほとんど形成されないことが確認されたのです。

このように、アントシアニンには脂肪の蓄積を抑制する働きがあり、人間の身体においても、同様のことが言えるだろうと考えられています。

花粉症予防にもなる!?


アントシアニンは、近年、花粉症にも効果を発揮することが明らかになっています。

花粉症は、花粉が体内に入ってきたとき、それを有害な異物が入ってきたと認識し、肥満細胞からヒスタミンという物質が放出されます。このヒスタミンがくしゃみや鼻水、目のかゆみなどを引き起こします。

しかしアントシアニンを摂取すると、ヒスタミンが減少することが分かり、実際に花粉症の症状を緩和できたという報告もあるそうです。

マキベリーが持つその他の栄養とは?


アントシアニン以外にも、マキベリーには有効成分であるビタミンCが含まれています。ビタミンCもまた抗酸化力のある成分で、美容にもアンチエイジングにもよいとされています。

さらに、亜麻仁(アマニ)オイルやえごま油、チアシードオイルなどにも含まれ、身体にとって良質と言われるオメガ3(n-3系)脂肪酸も豊富。カルシウムや鉄分などのミネラルや、美肌・美容効果につながる食物繊維も多いと言われています。海外セレブやモデルたちがこぞってマキベリーを食事に取り入れているのも、これだけの栄養が含まれていることを知れば納得できるでしょう。

マキベリーの食べ方


マキベリーは、フリーズドライ加工されたものやパウダータイプのもの、固形のサプリメントタイプの商品が比較的手に入りやすいでしょう。色は濃い紫色ですが、パウダータイプならさまざまな料理に使いやすく、手軽に摂取することができます。

ただし、マキベリーは熱や湿度に弱いため、高温多湿の場所は避けるよう注意し、冷蔵庫などで保存するのがポイントです。また、マキベリーの主要成分であるアントシアニンは、水溶性のポリフェノールであるため、たくさん摂取しても体内に留まることはできません。

そのため1日に一回ではなく、朝食、おやつ、夕食などと数回に分けて食べるほうが効率よく栄養を摂ることができます。

マキベリーの食べ方


マキベリーは、ブルーベリーやクランベリーなどと同じベリー系の甘酸っぱい風味で、比較的誰の好みにも合う味だと思います。一番手軽な食べ方が、パウダータイプをデザートに混ぜる方法。

ヨーグルトにマキベリーのパウダーを、小さじ1杯から大さじ1杯を目安に振りかけて軽く混ぜれば、アサイーボウルを思わせるおしゃれなマキベリー入りヨーグルトがつくれます。時間がないときは、パウダーを水や炭酸水で溶かして、マキベリージュースにするとよいでしょう。野菜やフルーツジュースにパウダーを混ぜて、ドリンクにしても美味しくいただけます。

スムージーを手づくりするのなら、マキベリーにアーモンドミルクや豆乳、カカオパウダーなどの食材を組み合わせると、さらに栄養価の高いドリンクをつくることができるでしょう。

「〇〇ベリー」と名のつくベリーは数多くあり、それぞれに優れた栄養が含まれていますが、その中でもマキベリーは、ポリフェノールの含有量がトップクラスなんだそうです。美容や健康を気にする人にとって、今最も注目すべきフルーツと言っても過言ではありません。

少し前にアサイーが日本でブームになりましたが、マキベリーは「アサイーに次ぐスーパーフルーツ」と呼ばれることもあり、テレビや雑誌などでも少しずつ取り上げられ始めています。年齢を重ねても美しくいたいと考える女性ならば、マキベリーをぜひ毎日の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。

文:佐藤まきこ