身体が疲れやすくだるいのはなぜ?原因と対処法【医師監修】
Health 2017.04.21 UPDATE

身体が疲れやすくだるいのはなぜ?原因と対処法【医師監修】

※ この記事は、2017年4月21日に追記しました!
 
 
ふとしたときに感じる疲れやだるさ。休んだり、眠ったりしてもなかなか取れない人は多いのではないでしょうか。でも、「いつものことだから…」と改善をあきらめてしまっていませんか?

女性医療クリニックLUNA・ANNEX院長の内科医小林愛先生に、このような症状の原因とその対処法を伺いました。

(監修・取材協力)
kobayashi_ai

高知大学医学部卒。初期研修後、麻酔科標榜医取得。その後、健診・人間ドック、訪問診療、認知症専門病院の内科担当医として経験を積み重ね、2015年4月より横浜元町にある女性医療クリニックLUNA・ANNEX(女性内科・漢方内科)の院長として勤務。西洋医学、東洋医学、両方の観点から診療。日本医師会認定産業医。日本内科学会、日本東洋医学会、日本心療内科学会、日本心身医学会員。


http://www.luna-clinic.jp/

身体が疲れやすく、だるい…何が原因?


一般的に、女性に起こりやすい、「疲れやすい」「だるい」といった症状が出る原因を、小林先生に教えていただきました。

●仕事の緊張・疲労による自律神経の乱れ


Woman overloaded with stuff at work
「仕事によるストレスや過労、緊張状態の継続などが重なり、自律神経が乱れることがあります。自律神経は興奮の交感神経と、リラックスの副交感神経の2つから成り立っています。

しかし、自律神経が乱れると、交感神経が優位になったまま興奮と緊張状態が続き、イライラしたり、しっかりと休めず疲れが取れにくくなったりします」(小林先生)

●生活習慣が乱れている


「睡眠不足や暴飲暴食などの食生活の乱れ、運動不足によっても、疲れやすさやだるさが生じることがあります」(小林先生)

●心の病気によるもの


「何らかの不安や落ち込みによって精神的にダメージを受け、うつ状態になることでも、疲れやすさやだるさが生じることがあります」(小林先生)

●身体の病気によるもの


「しっかり休んでも疲れが取れない、長い期間だるさが続くといった場合は、何らかの病気が原因のこともあります」(小林先生)

疲れやすい・だるい症状への対処法は?


では、これらの原因はどのように解決できるのでしょうか。

●リラックスする時間をつくる


Woman relaxing lying on a couch at home
「自律神経が原因の場合、副交感神経を優位にする時間を一日の終わりにつくるようにしましょう。

帰宅後は、家族と談話を楽しむ、ゆっくりとお風呂に浸かる、寝る1時間前にはスマートフォンやパソコンの操作をやめる、ストレッチをするなどの方法があります。また、腹式呼吸をすることも、副交感神経を優位にするのに有効です」(小林先生)

●生活習慣を正す


「早寝早起き、バランスのよい食事を3食しっかりとる、適度な運動を継続するなどして、生活習慣を整えましょう」(小林先生)

●病院を受診する


「もし上記の対策を行っても疲れやだるさが取れないのであれば、心疾患や甲状腺疾患、貧血、糖尿病、うつ病などさまざまな病気の可能性があります。内科や心療内科など医療機関を受診して、医師に相談しましょう」(小林先生)

疲れやすさやだるさに悩んでいる人は、一度最近の生活習慣を見直してみましょう。そして、原因がある程度特定できるようであれば、それに合った対策を行うといいでしょう。

ただし上記の対策を行っても、一向に疲れやだるさが取れないなどのケースは病気の可能性もありますので、無理をせず、不安なことがあればすぐに病院を受診してください。