皮膚の黒ずみケアを皮膚科医が解説!部位別原因・対処法まとめ
Beauty 2017.06.07 UPDATE

皮膚の黒ずみケアを皮膚科医が解説!部位別原因・対処法まとめ

※ この記事は、2017年5月25日に追記しました!

よくある肌悩みで聞くのが「黒ずみ」が気になるということ。本当、黒ずみは目立つので厄介ですよね。

本人が気にするほど周りは気にしていないとは言うものの、ワキの下やひじなどの黒ずみは、自分では気づきにくい反面、人に見られやすい部位です。

黒ずみといっても、こんな風に、顔だけでなく、ワキ、ひじやひざ、デリケートゾーンなどさまざまなところにできるものなのです。そこで、まずは知っておきたいのが、これらの黒ずみの原因です。

原因を知ったら、それぞれの部位ごとの黒ずみの原因と対処法をチェックしていきましょう。そして、あなたが気になる黒ずみの解決の参考にしてみてください。

そもそも、黒ずみってどうしてできるの?


黒ずみといえば、毛穴の黒ずみや、ワキの下、ひじ・ひざなどが代表的。気づかない間に黒くなっていて、困ってしまいますよね。そんな黒ずみは、どうしてできるのでしょうか。

皮膚が黒くなるのは、主に「メラニン」か「酸化した皮脂」などによるものと考えられます。

黒ずみの原因1:メラニンによる色素沈着


肌に過度な摩擦や刺激を加えると「メラニン」という物質が肌を守るために分泌されます。メラニンは本来肌を守るものですが、過剰に分泌されてしまうと、色素が沈着して黒ずみとして残ってしまうのです。

しかし、本来、ターンオーバーという、皮膚に備わっている生まれ変わり機能があります。つまり、今触れることのできる皮膚も、やがて失われ、新しい皮膚に取って代わるのです。

そのため、メラニンが過剰に分泌されて、黒い色素として残ってしまっても、やがてターンオーバーによって排出されるため、黒ずみも消えてなくなります。

ただし、ターンオーバーが遅かったり、サイクルが乱れたりすると、皮膚の古い角質がはがれ落ちにくくなります。メラニンも排出されにくくなるため、黒ずみとなるのです。

ターンオーバーが遅いのは、特にひじやひざなどの皮膚が厚い部位です。これらの部位に黒ずみが起きやすいのは、このような理由が大きいと考えられます。また、睡眠不足、ホルモンバランスの乱れなどによって、ターンオーバーが乱れやすくなります。

黒ずみの原因2:酸化した皮脂・汚れ


顔の小鼻などの毛穴の黒ずみで多いのがこの原因です。

保湿が十分でないこと、睡眠不足やその他の体調不良、肌に合わない化粧品の使用などが原因で、皮脂が過剰に分泌されることがあります。この余分な皮脂が毛穴に詰まってしまい、「酸化」することで黒ずんで見えることがあります。

また、洗顔でしっかりと汚れや汗、余分な皮脂などを落としきれていないことも、毛穴詰まりの原因と考えられます。

気になる黒ずみ!あなたの黒ずみはどこ?部位別の対処法


これらの黒ずみの2つの原因を踏まえて、今度は部位別の黒ずみの原因と対処法をそれぞれ見ていきましょう!

1.顔


顔の黒ずみといえば、「いちご鼻」といわれる小鼻の毛穴の黒ずみ。また、頬の毛穴の黒ずみも気になるものです。心当たりのある人は多いのでは?原因と対処法をチェックしてみましょう。

顔の黒ずみ:主な原因


小鼻や頬の黒ずみ毛穴の主な原因は、皮脂や汚れが詰まったものが、酸化すること。皮脂は毛穴から分泌されますが、埃や古い角質、ファンデーションの残りなどと混ざることで、「角栓」と呼ばれるかたいものになってしまいます。

角栓が毛穴に詰まった後、空気に触れると酸化します。酸化すると色が黒くなるので、毛穴が黒ずんで見えるのです。特に脂性肌の場合や、乾燥、紫外線、生活習慣などが原因で皮脂の分泌が多くなりすぎると、毛穴詰まりを起こすため、黒ずみになりやすくなります。

顔の黒ずみの対処法


主に「角栓」が原因の黒ずみ毛穴は、角栓を除去することが解決策です。ただし、はがす毛穴パックはあまり頻繁に使うと毛穴が開きやすくなるため、あまりおすすめできません。また、洗顔時にゴシゴシこすって取ろうとしても取れるものではないので注意してください。

この場合、酵素洗顔料を使用したり、刺激の少ない洗顔とたっぷり水分補給をして保湿したりするケアを続けることが大切です。

刺激の少ない洗顔とは、たっぷりの泡でやさしく洗う、皮脂を落とし過ぎないようにゴシゴシしない、洗いすぎない、ぬるま湯で洗うなどがポイントです。熱すぎる湯で洗うと必要な皮脂まで取り去られてしまうので避けるようにしましょう。

基本的に、皮脂が過剰に分泌されるのは、睡眠不足やストレス、食生活の乱れなどが原因と考えられます。まずはこれらの生活習慣を見直すことも大切です。また、皮脂や汚れ、汗、ファンデーションなどを放置するのは自ら黒ずみ毛穴を招いてしまうことになります。

家に帰ったらすぐにクレンジングをして常に清潔にしておくことが、黒ずみ毛穴を防ぐ第一歩になるでしょう。

2.ワキ


ワキの下は、自分では見えないものの、夏はタンクトップやキャミソールなどであらわになる場所。ムダ毛はもちろんですが、黒ずみもしっかりとケアしないと恥ずかしいですよね。でもなぜかワキの下が黒ずむことも…。どうすればいいいのでしょうか。

ワキの黒ずみ:主な原因


ワキの下の黒ずみの主な原因は、摩擦や刺激、炎症によるメラニン色素の沈着です。先ほども説明した通り、肌は刺激を受けるとメラニンという物質を分泌して肌を守ろうとします。しかし、このメラニンは黒い色を持っているため、過剰に分泌されてしまうと、肌は排出しにくくなります。それが残ってしまうことで、ワキの下の黒ずみが起こるのです。

ワキの下の摩擦や刺激といえば、基本的に洋服などで物理的に擦れることや、ムダ毛処理のときのカミソリなどによる刺激が考えられます。また、あせもや湿疹がワキの下にできた後、その炎症が色素として残ってしまうことも原因の一つです。

ワキの黒ずみの対処法


特に、ムダ毛処理で、毛抜きや鋭いカミソリや刺激の強い電動毛抜きなどを使用した後に起こりやすくなります。メラニンが分泌されてしまうほど、強い刺激を与えるのは避けたいものです。また、ワックスを塗ってはがすといった脱毛方法もありますが、これも刺激になります。

一番いいのは、レーザー脱毛などでの永久脱毛ですが、敷居が高いものです。自分で処理したい場合には、クリームなどを塗ってできるだけ摩擦を防ぎながら、肌にやさしいカミソリなどを使用しましょう。化粧水やクリームなどの事後ケアを欠かさず行い、たっぷり保湿しておくのも忘れずに。

あせもや湿疹などがひどく、長引く場合、放っておくと黒ずみになる恐れがあります。皮膚科などで早めに診てもらい、治療を受けるようにしましょう。

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