小顔体操は舌を動かそう!効果的な舌の体操4選【医師監修】
Beauty 2017.04.21 UPDATE

小顔体操は舌を動かそう!効果的な舌の体操4選【医師監修】

※ この記事は、2017年4月21日に追記しました!
 
 
舌を動かすと小顔になれる―、テレビや雑誌などで、こんなフレーズを目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。しかし、なぜ舌を動かすことが小顔効果につながるのでしょう。

正しい知識と方法を知っているのとそうでないのとでは、効果が大きく変わります。今回は、なぜ舌が小顔と関連するのかという根本的な理由と、舌を使った具体的な運動方法をいくつかご紹介します。舌と顔の関係を一から見直し、小顔になるためのノウハウを身につけましょう。

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(監修・取材協力)


青山 秀和(あおやま ひでかず)先生。医療法人社団 秀愛会 赤坂ビューティークリニック院長兼ドクター。埼玉医科大学医学部卒業後、埼玉医科大学病院・共立美容外科・渋谷美容外科などを経て、平成19年 赤坂ビューティークリニックを開院。美しさを求める女性に向けて、しっかりとしたカウンセリングの上で一人一人に合ったケアを提案する。日本美容外科学会、日本美容外科医師会の正会員。

なぜ、舌の体操をすることが小顔につながるの?


まず、舌と小顔の関係についてご説明します。舌を動かしているのは、身体から顔につながる筋肉であり、特に顔のたるみやゆがみ、ほうれい線の原因にもなる“舌筋(ぜっきん)群”というアゴ周りの筋肉です。この筋肉を積極的に動かすと、口の内側の骨がアゴをしっかりと支えられるようになり、顔のゆがみの解消やほうれい線の矯正などが期待できます。

また、舌筋群を活性化させることで、アゴの骨がしっかりと顔を支えられるようになり、 結果的にフェイスラインもスッキリとしてきます。実際に舌の運動を行ってみて舌やアゴが疲れると感じるならば、舌の筋肉があまり使われておらず、顔のゆがみやたるみが起こりやすい状態といえます。

毎日の舌の運動で顔のゆがみを直し、スッキリとした小顔を目指しましょう。2週間ほど続ければ、顔に変化が出てくるはずです。では、舌を使った小顔体操をご紹介していきます。

フェイスラインがスッキリ!「舌回し体操」


アゴのゆがみを取り、フェイスラインをスッキリさせてくれる舌の体操です。舌の動きはアゴと連動しているので、舌が動けば動くほどアゴのゆがみは解消されていきます。また小顔効果だけでなく、舌を動かすことで唾液の分泌量が増え、虫歯・歯周病・口臭などの予防にもなります。


「舌回し体操」の効果


・顔全体の筋肉がほぐれ、顔全体のゆがみ・たるみの改善になる。
・フェイスラインがスッキリしてくる。
・表情筋が刺激され、目・アゴ・鼻・口といったパーツのゆがみを改善してくれる。

手順


STEP1

:舌を前に突き出す。
できるだけ舌を前に突き出し、そのまま20〜90秒ほど自分のペースに合わせてキープします。このとき、なるべく舌がまっすぐ伸びるようにしましょう。

STEP2

:舌を上に突き出す。
鼻の頭に付くようなイメージで、舌を上に伸ばしきります。そのまま20〜90秒ほどキープします。

STEP3

:舌を右に伸ばす。
できるだけ右に伸ばし、伸ばしきったところで20〜90秒キープします。

STEP4

:舌を下に伸ばす。
「あかんべー」をするように舌を思い切り下に伸ばし、そのまま20〜90秒キープします。

STEP5

:舌を左に伸ばす。
最後はできるだけ左に伸ばし、伸ばしきったところで20〜90秒キープします。

初めは20秒ほどからスタートし、慣れてきたら90秒を目指しましょう。これくらいキープできるようになれば、筋肉もだいぶ鍛えられています。まずは90秒が目標です!普段顔の筋肉を使っていない方ほどキープが難しいと思いますが、続けることによってだんだんと維持できるようになってきます。

口の内側からアプローチ!「口の中で舌伸ばし体操」


口の中にはさまざまな表情筋や、自律神経を左右する神経などが集まっています。そのため、口の中から舌先でポイントをついた刺激をほどよく与えることで、筋肉の余分な力が抜けて、舌がよく動くようになります。

この「口の中で舌伸ばし体操」は、舌を動かしアゴを支える筋肉“舌筋群”を鍛え、フェイスラインをスッキリさせてくれます。左右交互に行いましょう。

「口の中で舌伸ばし体操」の効果


・ほうれい線やしわを口の中から消す。
・アゴのゆがみを解消し、フェイスラインがスッキリしてくる。

手順


STEP1

:小鼻右横に指を当て、舌で押し上げる。
人差し指を右の小鼻の横に当てて、口の中から舌先で人差し指を押し上げ、そのまま20〜90秒ほど、できるところまでキープします。

STEP2

:小鼻と口角の真ん中あたりに指を当て、舌で押し上げる。
小鼻と口角を一直線に結び、そのちょうど真ん中がほうれい線のできやすいところです。その真ん中部分に人差し指を当て、口の中から舌先で人差し指を押し上げ、20〜90秒キープします。

STEP3

:口角の横に指を当て、舌で押し上げる。
右の口角の真横に人差し指を当て、その人差し指を口の中から舌先で押し上げ、そのまま20〜90秒キープします。

STEP4

:マリオネットラインに指を当て、舌で押し上げる。
口角のちょうど真下、舌先がアゴの骨にぶつかる部分(マリオネットライン)に人差し指を当て、口の中から舌先で人差し指を押し上げるように20〜90秒キープします。

STEP5

:アゴ先の右側に指を当て、舌で押し上げる。
口の中で舌先を右の口角のちょうど真下に伸ばすと、舌がアゴの骨にぶつかる部分があります。そのぶつかった筋の右横に人差し指を当て、口の中から舌先で指を押し上げるように20〜90秒キープします。

STEP6

:STEP1~ STEP5を左側も同様に行います。

アゴのゆがみを改善する「舌回し運動」



噛むときに使われる“咀嚼(そしゃく)筋群”を緩める舌の運動です。この筋肉が厚くなると大顔になってしまいます。とても簡単で、いつでもどこでも思いついたときに手軽できますよ。

「舌回し運動」の効果


・たるみの原因になる、歯の“食いしばり”を予防する。
・アゴのゆがみが改善され、フェイスラインがスッキリする。
・血行がよくなり、血色のよい歯茎になる。

手順


STEP1

:口を閉じ、舌先を歯茎 に当てます。

STEP2

:舌先を下の歯の歯茎に沿わせるように、ぐるっと右回りにゆっくり回します。これを10回ほど繰り返してください。

STEP3

:左回りも10回ほどゆっくり行います。

たるみに効果抜群!「舌でプッシュ運動」


頬の筋肉が集まる部分を、ピンポイントにプッシュします。ポイントを捉えて刺激することで、頬全体の筋肉が刺激され、表情筋がよく動くようになります。結果的に、顔全体のたるみ改善につながりますよ。

「舌でプッシュ運動」の効果


・表情筋がよく動くようになり、むくみやたるみが改善される。
・ほうれい線や口周りのしわが薄くなる。
・舌筋群が鍛えられ、アゴのゆがみの改善になる。

手順


STEP1

:口を閉じ、右側の頬を軽く空気を入れて膨らませ 、一番膨らんだ部分を口の中から舌先で強く押し当てる。

STEP2

:左側も同様に、頬を膨らませて舌先を強く押し当てる。

STEP3

:左右交互に30〜60回ほど行う。

おまけ:口呼吸と小顔の関係って?



あなたは普段口呼吸をしていますか?それとも鼻呼吸?実は、呼吸も小顔と深く関わりがあります。

実は、口を閉じる際にも顔の筋肉を使っています。口を閉じる際に使う筋肉は「口輪筋」といって、頬をはじめとしたさまざまな顔の筋肉とつながっています。口を閉じた鼻呼吸だと、常にこの口輪筋を使い、顔のリフトアップをしていることになります。

その一方で口呼吸は、口がダラッと開いているため、口周りの筋肉が衰えた状態です。この状態が続くと、顔はどんどんたるみ、ほうれい線も目立つようになります。

それだけではなく、口には鼻のような異物を除去するフィルターが備わっていないため、吸い込んだ空気がそのまま身体の中に運ばれてしまいます。そのため、空気が汚れていたりすると、有害物質なども取り込みやすくなります。それだけではなく、ドライマウス、いびきなどさまざまなトラブルを引き起こします。

小顔効果が期待できるなど、口呼吸より鼻呼吸のほうがさまざまな面で優れていることもわかりました。これを機会に、自分の呼吸の仕方をチェックしてみてくださいね。

まとめ


今回は「舌」に焦点を当てた運動を4つご紹介しました。口のインナーマッスルである、表情筋・舌筋群・咀嚼筋群を意識的に動かすことで、スッキリとしたフェイスラインに近づいていきます。

どの運動も、左右対称に舌を動かすことがポイントです。これに気をつけるだけでも、顔のゆがみが取れてバランスが整うのです。正しいやり方を身につけて、美しい小顔を手に入れてくださいね!

文:中野友香