ホルモンバランスを整える!乱れに改善効果がある漢方4選
Health 2017.04.21 UPDATE

ホルモンバランスを整える!乱れに改善効果がある漢方4選

※ この記事は、2017年4月21日に追記しました!
 
 
生理不順や更年期障害などの症状を引き起こすホルモンバランスの乱れ。できる限り防ぎたいものですが、なかなか難しいですよね。実は、ホルモンバランスの乱れに効果のある漢方薬があるのをご存知ですか?少し敷居の高い印象のある漢方薬ですが、実はとても簡単に生活の中に取り入れられますよ!

漢方薬の効果って?

「エストロゲン」と「プロゲステロン」はご存じですか?女性の身体は、この2つのホルモンに大きく影響を受けています。この2種類のホルモンは、普段バランスよく補い合っていますが、ストレスや生活習慣の乱れなどでバランスが崩れてしまうことがあります。

一方、「漢方薬」とは、薬草などの自然作用で身体の調子を整え、自己治癒力を高めてくれる薬のこと。東洋医学では、はるか昔からこの漢方を使って身体の調子を整えてきました。日本人、とくに女性の身体に合いやすいのがこの「漢方薬」だといわれています。

漢方用語でよく使われるのが「気(き)」と「血(けつ)」気は目に見えない人体を支えるすべての原動力として、一方血は、全身の組織や器官に栄養を与えるものとして捉えられています。覚えておきましょう!

ホルモンバランスを整える漢方薬

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)


<冷え性の方、貧血の方、生理不順の方、汗をかきにくい方、痩せている方など>

「女性の聖薬」ともいわれている、代表的な女性向け漢方薬。全身に栄養を与え身体を温めてくれるのと同時に、利尿作用があり身体の中の水分を取り除いてくれます!

加味逍遥散(かみしょうようさん)


<イライラや不安感のある方、気分が不安定になりやすい方向け>

一般的によく処方される漢方薬。試したことがある方もいるのではないでしょうか?この漢方はたまった「気」を下におろし全身に巡らせ、身体のバランスを保つ効果があります。手足の冷え、自律神経の乱れや女性ホルモンの変動による症状には特に効果を発揮してくれます。

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)


<下半身が冷える方、シミが気になる方、生理不の方、生理痛がひどい方向け>

滞った血の巡りを良くし、下半身を温めてくれる漢方薬。同時に乱れたホルモンバランスも整えてくれます。

四物湯(しもつとう)


<貧血の方、冷え性の方、肌荒れや肌の乾燥が気になる方向け>

この四物湯は、不足した血(けつ)を補ってくれる効果があります。皮膚をうるおしたり、ホルモンバランスを整えてくれ、女性の悩みに総合的に応えてくれる漢方薬といってもいいのではないでしょうか。

このほかにも、唇が乾燥して下腹部が冷える人向けの「温経湯(ウンケイトウ)」や、月経時の精神不安がある方向けの「桃核承気湯(トウカクジヨウキトウ)」などもあります。

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、加味逍遥散(かみしょうようさん)、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)は婦人科3大漢方薬と呼ばれ、最もよく使われているそう。迷ったらこの中から選び、最低でも2週間飲み続けると効果が出てくるそうです。

もしも長年の不調に悩んでいるのなら、漢方薬の力を借りてみると何かが変わるかもしれませんよ!お近くの薬局で相談してみてくださいね。

文:中野友香