デリケートゾーンの臭い消し方法まとめ【医師監修】
Beauty 2017.06.02 UPDATE

デリケートゾーンの臭い消し方法まとめ【医師監修】

※ この記事は、2017年5月25日に追記しました!

女性にとって気になるのが、デリケートゾーンの臭いです。

世の中には、デリケートゾーンの臭い消しを謳う石鹸やデオドランド製品、また臭いを消す効果があるといわれるグッズがたくさんありますが、それだけに本当に効果があるのか、またどれを選んでいいかわからない人も多いのではないでしょうか?

ここでは、デリケートゾーンの臭い消しに有効な品を、種類別に紹介していきます。

(監修・取材協力)
辻奈央先生

辻 奈央先生
東京皮膚科・形成外科、イーストワン皮膚科・形成外科 2009年北里大学医学部卒業、日本大学板橋病院初期研修。2011年日本大学板橋病院 初期研修終了、日本医科大学麻酔科勤務。2013年大手美容外科院長を経てイーストワン皮膚科クリニック開業。日本形成外科学会 会員、日本美容外科学会 会員、日本麻酔科学会 会員、日本アンチエイジング外科学会 会員、日本医学脱毛学会 会員。株式会社N&Yホールディングス http://nyholdings.net

1.デリケートゾーンの臭いの源は?


臭いの原因


デリケートゾーンが臭う原因はまず、さまざまな雑菌です。皮膚にいる雑菌が栄養をとり排出する老廃物が、臭いの原因物質になります。デリケートゾーンは下着やナプキンの影響で蒸れやすく、おりものや汗、尿、垢、経血など栄養も豊富で、雑菌が繁殖しやすくなっています。

また肌から出る皮脂はもともと無臭ですが、酸化すると脂肪酸となって臭いを発するようになります。これらが主な臭いの元になります。

善玉菌の減少


健康な女性の膣内では、デーデルライン桿菌(乳酸桿菌、グラム陽性桿菌、ラクトバチルス)という善玉菌が、グリコーゲンを分解して乳酸を作り出していて、膣内をph4.5以下の酸性に保っています。そのためデリケートゾーンから、ヨーグルトのようなすっぱい臭いがするのは健康な証拠です。

しかし病気や膣の洗いすぎなどで、この善玉菌が減少して膣内の常在菌のバランス(膣内フローラ)が乱れると、雑菌が増殖してイヤな臭いが出てしまいます。

すそわきが


わきやデリケートゾーンには、アポクリン腺という汗腺があります。ここからの汗には、タンパク質や脂質などが多く含まれて粘り気があり、これが皮脂と混じり合い細菌に分解されることで、独特の悪臭を発生させます。

アポクリン腺の数は遺伝で決まり、日本人含む東アジア人はアポクリン腺が少ない人のほうが多いのですが、生来アポクリン腺が多い人は「わきが」や「すそわきが」の症状になります。またアポクリン腺を持たない人もいないので、この汗も程度の差はあれ、デリケートゾーンの臭いの源になります。

2.臭いに効果があるバス用品


石鹸、ボディーソープ


まず大切なのは、デリケートゾーンの臭いを消すためには、デリケートゾーン専用の石鹸やボディーソープなどで、正しく洗わなければならないということです。

そもそもデリケートゾーンの皮膚は薄くて敏感なため、刺激を受けるとすぐ肌荒れやかぶれ、黒ずみを起こしてしまいます。

また最初にご紹介した通り、デリケートゾーンは善玉菌の働きや、適度な皮脂、肌のバリア機能によって守られています。

しかし普通の石鹸をデリケートゾーンに使うと、善玉菌や肌に必要な皮脂分まで落としてしまい、また石鹸に含まれる香料もデリケートな肌を刺激してしまいます。弱酸性で刺激の少ない、デリケートゾーン専用の石鹸を使って洗ってください。

専用の石鹸に含まれる、臭いに有効な成分では、ジャムウがあります。インドネシア伝統の調合ハーブであるジャムウは、消臭、雑菌、保湿のほか、黒ずみの改善など、デリケートゾーンに数々の効果があります。

ヤクヨウサルビアの和名を持つハーブのセージも、高い抗菌、抗ウィルス作用のほか、抗酸化や制汗作用、肌を引き締める効果などがあり、体臭を消すことにも有効です。

入浴剤


お風呂に入れて全身を浸すことで、リラックス効果があるほか、新陳代謝を高めて臭いの原因を身体から排出してくれる、デリケートゾーンだけでなく全身の臭い成分を分解してくれるなど、さまざまな効果があります。

ただ化学物質が使われたものは肌への刺激にもなり、過度に使いすぎると、善玉菌を排除する原因にもなってしまいます。

臭い対策には、刺激が少ない弱酸性で、天然成分だけのものがおすすめです。緑茶、よもぎ、お酢などが有効です。食用のものをそのままお風呂に入れる方法もあります。またミョウバン風呂は弱酸性で、消臭、殺菌、制汗に高い効果があります。

▼ スプレー、ローション、ナプキン、下着については次のページにて!