ピーリングで毛穴詰まりや毛穴の黒ずみをケアする方法【皮膚科医監修】
Beauty 2017.05.31 UPDATE

ピーリングで毛穴詰まりや毛穴の黒ずみをケアする方法【皮膚科医監修】

毛穴詰まりや毛穴の黒ずみ、毛穴の開き…。30~40代の女性にとって、切実な悩みですよね。でも、いつもの洗顔や、化粧水や美容液、クリームなどのケアでは一向に何も変わらない、なんてことはありませんか。

そこで今回は、毛穴ケアの一つの方法「ピーリング」について解説します。

毛穴ケア方法「ピーリング」とは


毛穴の詰まりの正体は、「角栓(かくせん)」と呼ばれるもので、その中身は、皮脂や角質が混ざって固まったものです。皮脂は普通の洗顔料で落とすことができますが、角質は肌の細胞が古くなったものですから、タンパク質でできています。

タンパク質は普通の洗顔料では溶け出さず、毛穴に入った固まり(角栓)の状態だと、なかなか取れません。そこで、毛穴詰まりには、他の方法を用いる必要があります。

その方法の一つが、ピーリングです。ピーリングとは「削る」という意味で、酸の力を使い、肌の表面に残っている古い角質を取り除いて肌表面をきれいにすることができます。すると角栓ができにくくなったり、肌のターンオーバーが促されることで、毛穴詰まりが解消されたりする効果が期待できます。

ピーリングは「ケミカルピーリング」といわれる、皮膚科などの医療機関におけるピーリングがあります。しかし、ピーリング剤やピーリング作用のある化粧品も市販されているため、ある程度はセルフケアでできます。

自宅でのピーリング方法


自宅でピーリングを行う場合、クレンジングにクレイやスクラブ洗顔料を使う方法があります。また、角質を取る化粧水やゲル状のマッサージ液なども市販されています。

ピーリングできる市販のコスメにはさまざまな種類があるため、自分に合ったもの、そして肌にできるだけやさしいものを選ぶのがいいでしょう。

また、あまり行いすぎると、かえって毛穴が広がってしまうこともありますし、肌を傷める恐れもあります。自宅でのピーリングは簡易的なものと考えましょう。

皮膚科でのピーリング


本気でピーリングを考えるのであれば、皮膚科などの医療機関におけるケミカルピーリングがおすすめです。皮膚科では、市販されていない薬剤を使ってピーリングを行うため、自宅でのケアよりも効果が期待できます。また、医師が肌トラブルが起こらないような方法で行ってくれるので安心です。

まとめ


毛穴ケアとしてのピーリングに興味のある人は、まずはピーリングのしくみや、肌への刺激が強いことをよく理解することが大切です。本格的に行いたい場合には、皮膚科などを受診しましょう。

(監修)蘇原 しのぶ(そはら しのぶ)先生
皮膚科医。東海大学医学部卒業後、北里大学皮膚科、獨協大学皮膚科を経て、白斑専門の新宿皮フ科副院長。2016年にしのぶ皮膚科開業。皮膚科・皮膚外科歴13年。ヒアルロン酸、ボトックスマスター認定医、日本アンチエイジング外科・美容再生研究会認定医。オールアバウト美と健康のガイドでもあり、「スッキリ!!」・「この差って何ですか?」等のメディア活動も精力的にこなしている。