あれの摂りすぎが原因?便秘になりやすい食べ物一覧【医師監修】
Beauty 2017.06.08 UPDATE

あれの摂りすぎが原因?便秘になりやすい食べ物一覧【医師監修】

※ この記事は、2017年5月25日に追記しました!

便秘を解消するには、やはり食事を見直すことが重要になるといわれています。その食べ方や食べるタイミングはもちろんのこと、何を食べるかということもとても大切。中でも、便秘になりやすい食べ物というものがあるのをご存知でしょうか。

まずはその3種の食べ物を確認して、多く摂りすぎていないかをチェックしてみましょう。そして、便秘解消に役立つ食品を知って、食生活を改善し、スッキリお腹を目指しましょう!

(監修・取材協力)

福島吉野スマイル内科・循環器内科
院長 坂口 海雲(さかぐち みくも)先生
平成21年大阪市立大学医学部卒業。平大阪市立大学 臨床研修の後、平成23年に大阪市立大学循環器内科入局。ベルランド総合病院、川崎病院 臨床助教、大阪市立大学病院を経て、平成28年10月に福島吉野スマイル内科・循環器内科(http://sakaguchi-smile-clinic.com/)を開院。日本内科学会認定内科医、日本医師会認定産業医、日本循環器内科学会所属医医学博士

便秘になりやすい食べ物3種類


まずは、便秘になりやすい食べ物を3種類ご紹介します。いずれも、食べ過ぎると、便秘になりやすいといわれているのです。

不溶性食物繊維


いきなり食物繊維ときて、驚いた方は多いのではないでしょうか。便秘解消対策に日々励んでいる人は、おそらく「食物繊維って、便秘解消に役立つんじゃないの?」と思うはずだからです。しかし、食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類があり、いずれの食物繊維もバランスよく摂る必要があるのです。中でも、便秘が長期化していて、便が随分たまってしまっている人は、不溶性食物繊維の摂取量は控えめにするのがいいといわれています。

まずは水溶性・不溶性の違いからみていきましょう。

1.水溶性食物繊維
水溶性食物繊維とは、その名の通り、水に溶ける食物繊維です。口から入って消化器官に入り、水に溶けてゲル状になります。大腸まで届くと、水分が失われて硬くなっている便をやわらかくする働きがあります。

具体的には、りんごやバナナなどの果物に多いペクチンや、こんにゃくなどのグルコマンナン、海藻のフコイダンなどです。

多く含まれる食材…果物、こんにゃく、海藻類、キノコ類、納豆やオクラなどのネバネバ食材

2.不溶性食物繊維
一方、不溶性食物繊維は、水に溶けない食物繊維です。こちらは、水分を吸収してふくらむため、大腸に行き届くと、便のかさを増すのを助けてくれます。便がたくさんたまれば、自然と腸がぜん動運動を起こして、排出しようとするため、便秘にはよい影響がでます。また、腸内に留まる有害なものを排出する役割もあります。

しかし、かさを増す分、摂りすぎると、かえってつまってしまう恐れがあるため、注意が必要です。

具体的には、ゴボウや大豆、穀類などのセルロース、玄米などのヘミセルロース、ココアや豆類などのリグニン、キノコ類などのキチン・キトサンなどがあります。

多く含まれる食材…根菜、イモ類、豆類、玄米、キノコ類など

食品添加物入りの食品


多くの市販の「加工品」には、保存料などの食品添加物が含まれています。食品を腐らせないためには必要なものですが、これをあまり摂りすぎると腸内環境が悪化するといわれています。例えば、保存料の中には、雑菌を繁殖させないようにして食品を腐らせないようにするものがあります。すると、腸内に入り込んだときに、腸内の細菌までもその働きを抑えてしまう可能性もあるのです。つまり、食品添加物によって、腸内細菌の働きが阻害され、よい腸内環境を作ることができなくなる可能性があるのです。

便秘と無縁の腸内環境づくりには、腸内細菌の働きは必要不可欠です。よって、食品添加物の多い加工品などを多く摂りすぎることは、腸内環境が悪化し、便秘につながってしまうのです。

・加工品の代表的なもの
ウインナー、ハム、ベーコン
魚肉ソーセージ、かまぼこ、ちくわ、はんぺん
おにぎり、弁当、惣菜、菓子・惣菜パン、サンドイッチ
など

タンニン


緑茶や柿などに含まれる、渋み成分「タンニン」は、摂りすぎると便秘になりやすくなるといわれています。摂りすぎると、腸が引き締まることで、便秘がちになるといいます。できるだけ避けるには、緑茶派一煎目でとどめておくことです。なんども同じ茶葉を飲む、でがらし茶を多飲することは、タンニンばかりを飲むことになってしまいます。

▼ 次のページでは、逆に便秘解消を助けてくれる食べ物について説明します!